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月夜行路  著:秋吉理香子

小説
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わたしは誕生日すら祝ってもらえない。

冷えきった夫との関係や子どもとの生活に孤独感を募らせていた沢辻涼子は、我慢の糸が切れたある日、家出を決行する。

飛び出した夜の街で出会ったのは、洞察力と推理力に優れた美しいBARのママ、野宮ルナ。

ルナに自分が抱える報われなさの正体が「大学時代の元彼」であることを言い当てられた涼子は、彼女と二人で元彼を探すため大阪へ旅に出ることに。

元彼探しが難航する中、次々と事件に巻き込まれる二人は、無事に想い人と再会できるのか。


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