小説 潮首岬に郭公の鳴く 著:平石貴樹 函館で有名な岩倉家の美人三姉妹の三女が行方不明になった。 海岸で見つかった遺留品のそばに、血糊のついた鷹のブロンズ像。凶器と思われたこの置き物は、姉妹の家にあったものだった。祖父は家にある芭蕉の短冊額のことを思い出す。一つ家に 遊女も寝たり... 2021.08.05 小説
小説 グラスバードは還らない 著:市川憂人 ガラス製造社の研究員セシリアは、新規の事業取引先として、不動産王ヒューに関わることになる。 ヒューは高層ビル最上階の邸宅にて、秘蔵の鳥「硝子鳥」など希少動物を多く飼っていると噂されていた。 ある晩、セシリアは同僚たち三人と拉致され、目覚める... 2021.08.04 小説
小説 アンダードッグス 著:長浦京 裏金作りに巻き込まれ全てを失った元官僚の古葉慶太は、イタリア人大富豪に世界を揺るがす計画を託される。 それは、国籍もバラバラな“負け犬”仲間たちとチームを組み、香港の銀行地下に隠された国家機密を奪取するというものだった。 敵は大国、狙うは国... 2021.08.03 小説
小説 ガソリン生活 著:伊坂幸太郎 のんきな兄・良夫と聡明な弟・亨がドライブ中に乗せた女優が翌日急死! パパラッチ、いじめ、恐喝など一家は更なる謎に巻き込まれ!? 車同士がおしゃべりする唯一無二の世界で繰り広げられる、仲良し家族の冒険譚! 愛すべきオフビート長編ミステリー。 ... 2021.08.02 小説
小説 さよならの向う側 著:清水晴木 人は亡くなった時、最後に一日だけ現世に戻って会いたい人に会える時間が与えられる。 ただし、その中で会えるのは、あなたが死んだことをまだ知らない人だけ。 これは、五人が織りなす、最後の再会の物語。 ▼ 詳しくはこちらから ▼ さよならの向う側... 2021.08.01 小説
小説 罪なき子 著:小杉健治 凄惨な通り魔殺人事件が起きた。 多くの人で賑わう休日の美術館のなか、二人の男女が凶刃に斃れた。 逮捕された男は死刑囚の息子で、死刑判決を望んでいる。 男は、社会から苛酷な仕打ちを受けてきたと語り、その社会が責任をもって自分の命を奪うべきだと... 2021.07.31 小説
小説 テスカトリポカ 著:佐藤究 心臓密売人の恐怖がやってくる。 メキシコのカルテルに君臨した麻薬密売人のバルミロ・カサソラは、潜伏先のジャカルタで日本人の臓器ブローカーと出会う。 二人は新たな臓器ビジネスを実現させるため日本へ向かった。 川崎に生まれ育った天涯孤独の少年、... 2021.07.30 小説
小説 罪の因果性 著:横関大 市役所職員・倉多佑美は、家出した恋人を捜しているという男の電話を受ける。 粘着質な男の誘導に、佑美は意図せず個人情報を漏らしてしまうが、数日後、市内で起きた地下アイドル刺殺事件に戦慄する。 その被害者こそ、男が捜していた相手だったのだ! 自... 2021.07.29 小説
小説 ランウェイ・ビート 著:原田マハ ある日現われたおしゃれな転校生ビートは、イジメられっ子犬田のファッションを大改造して一躍クラスの人気者に。 「誰にでもポテンシャルはある!」 ビートの魔法の言葉に勇気づけられ、ファッションに興味のなかった仲間たちが前代未聞の現役高校生ファッ... 2021.07.28 小説
小説 トラッシュ 著:増島拓哉 いじめ、差別、虚無感、愛されない苦しみ、親との確執・・・それぞれの理由で集団自殺を試みた6人の若者達。 しかし、闇サイトで入手した薬が偽物で、全員生き延びてしまう。 「一遍死んだんやから、もう怖いものはない」 自分たちを死の淵に追い込んだ「... 2021.07.27 小説
小説 ブルーもしくはブルー 著:山本文緒 高収入の夫と都心の高級マンション。 誰もが羨む暮らしを送る蒼子だったが、夫との関係は冷め満ち足りぬ思いを抱えていた。 旅行中、偶然立ち寄った博多の街中で昔の恋人・河見を見かける。 彼に寄り添っていたのは自分そっくりの、もう1人の「蒼子」だっ... 2021.07.26 小説
小説 カモフラージュ 著:松井玲奈 「ハンドメイド」: いつもより荷物の重い日が好きだ。 お昼の弁当に加えても、もう二つ、夜に彼と食べる用の弁当を作る。 食べる場所は決まって“ホテル"で。 「ジャム」: 僕のお父さんは一人じゃない。 お父さんの後ろには、真っ白な顔のお父さんた... 2021.07.25 小説
ライトノベル 押絵と旅する美少年 著:西尾維新 美少年探偵団六番目の団員となった瞳島眉美。 団長・双頭院学 美声を操る生徒会長・咲口長広 料理上手の不良・袋井満 美脚と健脚を誇る足利飆太 寡黙な芸術家・指輪創作。 強烈な仲間と過ごす日々にも、ようやく慣れてきた。 しかしある日、探偵団の事... 2021.07.24 ライトノベル
ライトノベル ベノム 求愛性少女症候群 著:城崎 なんとなく友人と顔を会わせるのがしんどくて、なんとなく教室に居にくい。 そんなのよくあるのことのはず。 でもそれは、私にとって大きな問題になった。 だってあんなにおかしな出来事に、思い悩んだのだから。 『求愛性少女症候群』 不満を抱える十代... 2021.07.23 ライトノベル
ライトノベル たったひとつの、ねがい。 著:入間人間 彼女と知り合ったのは学生時代だった。 互いに心を通わせてる、そのことすらも確認しなくても分かる日々。 そして今日、俺は思い切って結婚を彼女に持ち出してみた。 下手に出て、お伺いしてみる。 恐る恐る顔を上げて反応を確かめると、非常に希少なもの... 2021.07.22 ライトノベル
ライトノベル 深煎りの魔女とカフェ・アルトの客人たち ロンドンに薫る珈琲の秘密 著:天見ひつじ ロンドン・ブルームズベリーにひっそりと佇む『カフェ・アルト』 その店主・アルマは『深煎りの魔女』とあだ名されている。 彼女の珈琲と焼き菓子、カクテルに入れこむ紳士淑女は数知れず、訪れた客人を魅了していく。 20世紀ロンドンの美しい世界観、珈... 2021.07.21 ライトノベル
小説 悪の五輪 著:月村了衛 1963年3月21日、翌年の東京オリンピック開催を前に、公式記録映画の監督を務めることになっていた黒澤明が降板した。 博打をしのぎにしている白壁一家の人見稀郎は、親分からの指示を受け、中堅監督の錦田を後任にねじ込んで、興行界に打って出るべく... 2021.07.21 小説
小説 握る男 著:原宏一 昭和56年初夏。 両国の鮨店「つかさ鮨」の敷居をまたいだ小柄な少年がいた。 抜群の「握り」の才を持つ彼の名は、徳武光一郎。 その愛嬌で人気者となった彼には、稀代の策略家という顔が。 鮨店の乗っ取りを成功させ、黒い手段を駆使し、外食チェーンを... 2021.07.20 小説
小説 もう一杯、飲む? 著:角田光代 / 島本理生 / 燃え殻 / 朝倉かすみ / ラズウェル細木 / 越谷オサム / 小泉武夫 / 岸本佐知子 / 北村薫 ときに酒は、記憶を呼び覚ます装置になる。 わたしを魅了するあの人は昼間から水玉のお猪口を手にしていた。 僕はビールの苦さに重ねて父の呟きを反芻する。 恋の行方を探りながらそっと熱爛を飲んだ日、ただ楽しくて倒れるほど飲んだ夜、まだ酒を知らなか... 2021.07.19 小説
ライトノベル NARUTO イタチ真伝 光明篇 著:岸本斉史 うちはイタチ、四歳。 戦争の地獄をその眼に焼きつけた少年は決断する。 この世から一切の争いを無くす、と。 サスケ誕生、友・シスイとの出会い、忍者学校、下忍、中忍、そして暗部。 うちは一族初の火影の夢に向かって、イタチは栄光の道をひた走る。 ... 2021.07.18 ライトノベル
ライトノベル 八月の終わりは、きっと世界の終わりに似ている。 著:天沢夏月 恋人の過去と繋がる一冊の交換日記。 本当に好きだった。 こんなにも人を好きになることは、この先一生ないだろうとさえ思った。 言葉や仕草の一つ一つ、ちょっとした表情の変化、笑い声、髪から香る石鹸のにおい・・・ 思い出すと息が苦しくなる。 まる... 2021.07.17 ライトノベル
小説 死神のノルマ 著:宮田光 “死神の下請け”と名乗る少年ケイと出会った女子大生の響希。 ケイは、未練を抱えこの世に残る「死者」をあの世へと送る存在で、ノルマがあるらしい。 響希は早世した初恋の人の霊を探すため、ケイを手伝うことにしたのだが。 成仏できずにいる死者の本当... 2021.07.16 小説
ライトノベル コールミー・バイ・ノーネーム 著:斜線堂有紀 良次愛は、深夜のゴミ捨て場に捨てられていた美しく奔放で掴みどころのない女、古橋琴葉と出会う。 たちまち琴葉の魅力に囚われる愛だったが、友達になることは固く拒まれてしまう。 そんな琴葉が持ちかけてきたのは、友達ではなくて“恋人”になること・・... 2021.07.16 ライトノベル
小説 東京輪舞 著:月村了衛 昭和・平成の日本裏面史を「貫通」する公安警察小説! かつて田中角栄邸を警備していた警察官・砂田修作は、公安へと異動し、時代を賑わす数々の事件と関わっていくことになる。 ロッキード、東芝COCOM、ソ連崩壊、地下鉄サリン、長官狙撃・・・ それ... 2021.07.16 小説
小説 偽物語 著:西尾維新 “ファイヤーシスターズ”の実戦担当、阿良々木火憐。 暦の妹である彼女が対峙する、「化物」ならぬ「偽物」とは!? 台湾の気鋭イラストレーターVOFANとのコンビも絶好調! 「化物語」の後日談が今始まる。 西尾維新ここにあり! これぞ現代の怪異... 2021.07.15 小説
小説 豆腐の角に頭ぶつけて死んでしまえ事件 著:倉知淳 奇想ここに極まれりー本格ミステリの玉手箱! 戦争末期、帝國陸軍の研究所で、若い兵士が頭から血を流して倒れていた。 屍体の周りの床には、なぜか豆腐の欠片が散らばっていた。 状況からは、どう見ても兵士は豆腐の角に頭をぶつけて死んだようにしか見え... 2021.07.14 小説
小説 人間動物園 著:連城三紀彦 大雪であらゆる都市機能が麻痺するなか、1億円の収賄疑惑の渦中にある大物政治家の孫娘が誘拐された。 被害者宅に張り巡らされた盗聴器に一歩も身動きのとれない警察。 追いつめられていく母親。 そして、なぜか前日から流される動物たちの血。 二転三転... 2021.07.13 小説
小説 まだ人を殺していません 著:小林由香 「悪魔の子」と噂される少年、良世。 彼と過ごしたあの日を、あの叫びを、私は決して忘れない。 この少年は怒っていますか、泣いていますか。 あなたは子どもの何を知っていますか、何を信じていますか。 ▼ 詳しくはこちらから ▼ まだ人を殺していま... 2021.07.12 小説
小説 最終飛行 著:佐藤賢一 サン=テグジュペリは、作家であり、飛行士だった。 ナチスドイツによってパリが占領され、アメリカへ亡命した彼は、ドゥ・ゴール派にもヴィシー派にも与しなかったため、亡命フランス人たちの間で批判を浴びる。 そんな葛藤の時期に描かれたのが、「小さな... 2021.07.11 小説
小説 放課後の宇宙ラテ 著:中西鼎 高校生になった圭太郎は、超常現象なんか信じない平凡な青春を過ごすつもりだった。 が、幼なじみの未想が持ってきた数理研(実質オカルト研)の廃部室の鍵が、退屈な日々を一変させる。 自称超能力者の転校生曖の「存在しない夏休み」の記憶、その真相は想... 2021.07.10 小説