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トラッシュ  著:増島拓哉

小説
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いじめ、差別、虚無感、愛されない苦しみ、親との確執・・・それぞれの理由で集団自殺を試みた6人の若者達。

しかし、闇サイトで入手した薬が偽物で、全員生き延びてしまう。

「一遍死んだんやから、もう怖いものはない」

自分たちを死の淵に追い込んだ「加害者」に対し、6人は犯罪も辞さない世直し活動を始める。

ドラッグ売人狩り、差別団体へのテロ、そして首相暗殺。

その過激な行為で世間の賞賛と非難を浴びながら、6人の活動はエスカレートしていき・・・

誰が本当の屑(トラッシュ)なのか。

雑誌連載時から賛否を巻き起こした問題作、ついに書籍化。

弱冠22歳の著者が問う「正義」と「暴力」

小説すばる新人賞受賞後第一作。


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