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その終末に君はいない。  著:天沢夏月

小説
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高2の夏、親友の和佳と共に交通事故に遭った伊織。

病院で目覚めるも、なぜか体は和佳の姿。

事故直前で入れ替わり、伊織は和佳として助かり、和佳になった伊織は死んでいた。

混乱の中で始まった伊織の、“和佳”としての生活。

密かに憧れを抱いていた和佳の体、片想いしていた和佳の恋人の秀を手に入れ、和佳として生きるのも悪くない。

そう思い始めた矢先、入れ替わりを見抜いたある人物が現れ、その希望はうち砕かれる。

ふたりの魂が入れ替わった意味とは?

真実を知った伊織は生きるか否かの選択を迫られ。


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