真夜中乙女戦争 著:F 小説 2021.03.212021.06.09 小説 [本ページはプロモーションが含まれています] 友達はいない。恩師もいない。恋人もできない。好きな人の好きな人は私ではない。夢も趣味も特技もない。 InstagramもTwitterもYouTubeもくだらない。なにもかもが眩しく、虚しく、どうでもいい。 東京で一人暮らしを始めた大学一年生の「私」は、夜になっても眠ることができない。 やりたいこともなりたいものもなく、無気力な日々の中、「私」はサークルに入り冷酷で美しく聡明な「先輩」と出会う。 しかし彼女一人を除いて誰とも馴染めず、すぐそのサークルとも疎遠となる。 そんな「私」を唯一潤わしたのは、毎晩のように東京タワーの近くまで歩いて行き、毎晩のようにタワーだけを眺め続ける、そんな無意味な行為だけだった。 講義にもサークルにも行かず、散歩をするか、あるいは図書館で勉強を続けるだけの生活に半ば絶望していた夜、図書館横の喫煙所に佇んでいると見知らぬ男が「火、ある?」と声を掛けてきた。 この男との出会いが、これから起こることのすべて 「悪戯、銅像破壊工作、大学破壊工作、暴動、そして東京破壊計画」 つまり、最悪の始まりだった。 一方、「私」と「先輩」の距離はだんだんと接近していく・・・ ▼ 詳しくはこちらから ▼ 真夜中乙女戦争posted with ヨメレバF KADOKAWA 2018年04月28日頃 楽天ブックス楽天koboAmazonKindle7nethonto 紀伊國屋書店 ebookjapan