宙ごはん 著:町田そのこ 小説 2022.05.02 小説 [本ページはプロモーションが含まれています] 宙には、育ててくれている『ママ』と産んでくれた『お母さん』がいる。 厳しいときもあるけれど愛情いっぱいで接してくれるママ・風海と、イラストレーターとして活躍し、大人らしくなさが魅力的なお母さん・花野だ。 二人の母がいるのは「さいこーにしあわせ」だった。 宙が小学校に上がるとき、夫の海外赴任に同行する風海のもとを離れ、花野と暮らし始める。 待っていたのは、ごはんも作らず子どもの世話もしない、授業参観には来ないのに恋人とデートに行く母親との生活だった。 代わりに手を差し伸べてくれたのは、商店街のビストロで働く佐伯だ。 花野の中学時代の後輩の佐伯は、毎日のごはんを用意してくれて、話し相手にもなってくれた。 ある日、花野への不満を溜め、堪えられなくなって家を飛び出した宙に、佐伯はとっておきのパンケーキを作ってくれ、レシピまで教えてくれた。 その日から、宙は教わったレシピをノートに書きとめつづけた。 どこまでも温かく、やさしいやさしい希望の物語。 ▼ 詳しくはこちらから ▼ 宙ごはんposted with ヨメレバ町田 そのこ 小学館 2022年05月27日頃 楽天ブックスAmazonKindle7nethonto 紀伊國屋書店