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青い春を数えて  著:武田綾乃

小説
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青春期。

部活に進路、友情や恋愛、親への反抗・・・

数えても数えきれない複雑な思いを、葛藤を抱え、少女たちは大人になっていく。

“青春”の一言では片づけられない、切実でリアルな思いの数々を、5人の女子高生の視点で描いた珠玉の連作短編集。



「白線と一歩」
一番の親友だけど、負けたくない。あの子には。

「赤点と二万」
ズルいと思われたくない。でも損もしたくない。

「側転と三夏」
私は空っぽなんかじゃない。もっと私を見て!

「作戦と四角」
私って、人からどんな風にみられてるんだろう?

「漠然と五体」
はみ出したくない。でも、たまに息がつまりそうになる。


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