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レーエンデ国物語  著:多崎礼

小説
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聖イジョルニ帝国フェデル城。

家に縛られてきた貴族の娘・ユリアは、英雄の父と旅に出る。

呪われた地・レーエンデで出会ったのは、琥珀の瞳を持つ寡黙な射手・トリスタンだった。

空を舞う泡虫、乳白色に天へ伸びる古代樹、湖に建つ孤島城。

その数々に魅了されたユリアは、はじめての友達、はじめての仕事、はじめての恋を経て、やがてレーエンデ全土の争乱に巻き込まれていく。


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