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「お客さんに届くのは『首なし死体』ってわけ。」 安全な食料の確保のため、“食用クローン人間”が育てられている日本。 クローン施設で働く和志は、育てた人間の首を切り落として発送する業務に就いていた。 ある日、首なしで出荷したはずのクローン人間の商品ケースから、生首が発見される事件が起きて。 異形の世界で展開される、ロジカルな推理劇の行方は!? 横溝賞史上最大の“問題作”、禁断の文庫化。
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人間の顔は食べづらい
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白井 智之 KADOKAWA 2017年08月25日頃