水の月 著:中江有里 小説 2022.05.15 小説 [本ページはプロモーションが含まれています] 百花と千愛は3つ違いの姉妹。 両親のもと成長していたが、ある日両親が離婚する。 父の元へ引き取られた百花と、母の元へ引き取られた千愛。 離れて暮らすようになって30年が過ぎ、39歳となった百花は、制作会社の契約社員として働いている。 ある日、担当している番組の百花宛に1通の手紙が届く。 長らく会っていない妹・千愛からの手紙に驚きながらも、手紙の内容から千愛からのものだと確信し、返信にメールアドレスを書いておいた。 それから2人のメールのやり取りが始まる。 千愛はすぐに、重大な事実を知らせる。 会えなかった間の30年の間を埋めるように、互いの辿った道を綴る。 父の再婚相手との関係がうまくいかず、早くに自立した百花。 母子家庭で困窮状態にあったが、結婚を経て、1児の子育てに忙しい千愛。 最初に語り合ったのは、そんな表向きのこと。 距離が近づいていくうちに、心の底に仕舞った思いをぶつけあっていく2人。 共有できない母との思い出、途切れた時間は再びつながるのか。 ▼ 詳しくはこちらから ▼ 水の月posted with ヨメレバ中江有里 潮出版社 2022年05月20日頃 楽天ブックスAmazonKindle7nethonto 紀伊國屋書店