少年 著:川端康成 小説 2022.04.09 小説 [本ページはプロモーションが含まれています] お前の指を、腕を、舌を、愛着した。 僕はお前に恋していた。 相手は旧制中学の美しい後輩、清野少年。 寄宿舎での特別な関係と青春の懊悩を、五十歳の川端は追想し書き進めていく。 互いにゆるしあった胸や唇、震えるような時間、唐突に訪れた京都嵯峨の別れ。 自分の心を「畸形」と思っていた著者がかけがえのない日々を綴り、人生の愛惜と寂寞が滲む。 川端文学の原点に触れる知られざる名編。 ▼ 詳しくはこちらから ▼ 少年posted with ヨメレバ川端 康成 新潮社 2022年03月28日 楽天ブックス楽天koboAmazonKindle7nethonto 紀伊國屋書店 ebookjapan