悪の五輪 著:月村了衛 小説 2021.07.21 小説 サスペンス [本ページはプロモーションが含まれています] 1963年3月21日、翌年の東京オリンピック開催を前に、公式記録映画の監督を務めることになっていた黒澤明が降板した。 博打をしのぎにしている白壁一家の人見稀郎は、親分からの指示を受け、中堅監督の錦田を後任にねじ込んで、興行界に打って出るべく動き出す。 オリンピック組織委員会には政治家、財界関係者が名を連ねており、その下には土建業者や右翼、ヤクザ、さらには警察までもが蠢いており、あらゆる業種が莫大な利権に群がっている。 稀郎は記録映画の監督選定に権限を持つ委員たちの周辺を洗い、金や女を使って言うことを聞かせようとする。 東京が、日本が劇的に変貌を遂げた昭和の東京オリンピックをモチーフに、現代エンターテインメント小説の旗手が放つ、長編社会派クライムノベル。 ▼ 詳しくはこちらから ▼ 悪の五輪posted with ヨメレバ月村 了衛 講談社 2021年07月15日 楽天ブックス楽天koboAmazonKindle7nethonto 紀伊國屋書店 ebookjapan