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私のほうが先に好きだったので。  著:佐野しなの

ライトノベル
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胃が痛いほど、ガチでマジ。

青春×泥沼×三角関係。

恋も、青春も、正解なんてない。

好きな人から自分を好きだっていう人を紹介されたら、どうする?

間違いだらけの青春焦げつき泥沼三角関係、開幕。

元カノに女の子を紹介された。

ショックだった。

俺は内心、元カノ・小麦を引きずりまくっていたからだ。

でも、紹介された小麦の親友・鳩尾さんはすごくかわいくて、天使みたいにいい子で、そんな彼女が勇気を振り絞ってくれた告白を断りきるのは難しかった。

小麦を忘れていない罪悪感はありつつも、付き合っていくうちにいつか鳩尾さんのことは好きになれる。

そう思っていた。

そんなはずが、ないのに。

「わたしのために、クズになってよ」

正解なんてない。

だけど、俺たちは致命的に何かを間違えた。

恋と友情、そして嘘。

ピュアで、本気で、だからこそ取り返しがつかない、焦げついた三角関係が動き出す。


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