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ビルバオ ニューヨーク ビルバオ  著:キルメン・ウリベ

小説
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主人公キルメン・ウリベは、バスクの中心都市ビルバオから、飛行機でニューヨークへ向けて旅立つ。

心に浮かんでは消えていく、さまざまな思い出や記憶…祖父の船の名前をめぐる謎。

スペイン内戦に翻弄されたバスクの画家アウレリオ・アルテタと、ピカソの“ゲルニカ”にまつわる秘話。

漁師として海を渡り歩いた父や叔父たちのこと。

移民や亡命者たち。

そして今書いている小説のこと。

失われゆく過去を見送りながら、新たな世界へと船出していく、バスク文学の旗手による珠玉の処女小説。


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