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さよなら世界の終わり  著:佐野徹夜

小説
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僕は、死にかけると未来を見ることができる。

校内放送のCreepを聴きながら、屋上のドアノブで首を吊ってナンバーズの数字を見ようとしていた昼休み、親友の天ヶ瀬が世界を壊す未来を見た。

彼の顔を見ると、僕は胸が苦しい。

だから、どうしても助けたいと思った。

いじめ、虐待、愛する人の喪失・・・

死にたいけれども死ねない僕らが、痛みと悲しみを乗り越えて「青春」を終わらせる物語。

生きづらさを抱えるすべての人へ。


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