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ふつつかな悪女ではございますが ~雛宮蝶鼠とりかえ伝~  著:中村颯希

小説
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『雛宮』

それは次代の妃を育成するため、五つの名家から姫君を集めた宮。

次期皇后と呼び声も高く、胡蝶のように美しい虚弱な雛女、玲琳は、それを妬んだ雛女慧月に身体と心を入れ替えられてしまう!

突如そばかすだらけの嫌われ悪女、慧月の姿になってしまった玲琳。

誰も信じてくれず、今まで優しくしてくれていた人達からは蔑まれ、劣悪な環境におかれるのだが・・・

「息切れしない、失神もしない・・・なんて健康な体でしょう!う、うらやましい・・・っ」

誰もが羨む玲琳は、隣り合わせの“死”とずっと戦ってきた鋼メンタルの持ち主で!?


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