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きみといたい、朽ち果てるまで  著:坊木椎哉

小説
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疎外された人々が流れ着く街・イタギリの少年・晴史は、ごみ収集で家計を支えながら、似顔絵描きの可憐な少女・シズクと心を通わせ、苛烈な日常の中に居場所と安らぎを見出す。

しかし運命は、静かに身を寄せ合うふたりを無情に引き裂き。

「ねぇ、お願いがあるの」薄れゆく意識の中、シズクが最期に望んだこととは?

希望なき世界で出会ってしまった少年と少女の、恐ろしくも美しい究極の愛。

涙と狂気のラブストーリー。



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