|
高校の文化祭、一緒に見た夕焼け、秘密の写真…。 私が見つめる大好きな人は、いつも別の人を見ていた。 十二年の歳月を経て、同窓会で再会した彼のもとに、届くはずのないフイルムが届いた。 「ねえ知葉くん、いつかまた話せたら、私のこと好きだったのか、教えてほしい」 秘密を抱えたまま大人になった私たちの、止まっていた時がいま動き出す。 温かい涙が零れる青春恋愛ミステリ。
|
▼ 詳しくはこちらから ▼
時は止まったふりをして
posted with ヨメレバ
藤石 波矢 新潮社 2018年05月29日頃