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孤蝶の城  著:桜木紫乃

小説
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芸能界の先駆者にして伝説。

その孤高の闘いを描く怒濤の長篇小説。

モロッコへ旅立ったカーニバル真子は日本で初めて「女の体」を手に入れた。

帰国後、待ち構えていたのは雑誌のグラビア撮影と日劇での凱旋ショーの大喝采だった。

が、「性転換お色気路線」だけでは芸能界で生き残れそうになく、歌手、地方興行などに打って出るものの追い詰められていく。

小説でしか描けない実在の人物の孤独と苦悶に迫る大傑作。


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