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十二歳の夏を過ごしていた少年・嵯峨愁。 しかし、彼はあるとき“心”だけが三十年後に飛ばされ、将来生まれるという自分の息子・ナツキの少年時代の心と入れ替わってしまう。 途方に暮れる愁に、そっと寄り添う不思議な少女・雪見麻百合。 彼女にはある秘密があって。 「偶然じゃなくて、運命なのかもしれませんよ?」 長い長い時を超えて紡がれる大きな愛の回想録。
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そして、その日まで君を愛する
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似鳥 航一 KADOKAWA 2019年03月23日頃