生皮 あるセクシャルハラスメントの光景 著:井上荒野 小説 2022.05.04 小説 [本ページはプロモーションが含まれています] 動物病院の看護師で、物を書くことが好きな九重咲歩は、小説講座の人気講師・月島光一から才能の萌芽を認められ、教室内で特別扱いされていた。 しかし月島による咲歩への執着はエスカレートし、肉体関係を迫るほどにまで歪んでいく。 7年後、何人もの受講生を作家デビューさせた月島は教え子たちから慕われ、マスコミからも注目を浴びはじめるなか、咲歩はみずからの性被害を告発する決意をする。 なぜセクハラは起きたのか? 家族たちは事件をいかに受け止めるのか? 被害者の傷は癒えることがあるのか? 被害者と加害者、その家族、受講者たち、さらにはメディア、SNSを巻き込みながら、性被害をめぐる当事者の生々しい感情と、ハラスメントが醸成される空気を重層的に活写する、著者の新たな代表作。 ▼ 詳しくはこちらから ▼ 生皮 あるセクシャルハラスメントの光景posted with ヨメレバ井上荒野 朝日新聞出版 2022年04月07日頃 楽天ブックスAmazonKindle7nethonto 紀伊國屋書店