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うき世櫛  著:中島要

小説
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十五にして両親を失った結は、長屋で首を括ろうとしたところを元芸者の女髪結い・お夕に救われた。

ほかに生きる道のない結は、自らの不器用さを恨みながら、お夕のもとで修業に励む。

だが、贅沢を戒めるお上は、女髪結いの取り締まりを厳しくするばかり。

はたして師弟は江戸の女の幸せを守りぬけるのか!?


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