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小説王  著:早見和真

小説
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華々しいデビューを飾ったものの、ファミレスのバイトで食いつないでいる作家・豊隆と、大手出版社の文芸編集部で働く俊太郎は、幼なじみだ。

「いつか一緒に仕事を」

その約束は果たされないまま、豊隆は無収入の状況に陥り、俊太郎が所属する編集部も存続の危機にたたされる。

売れない作家と三流編集者。

逆境の中にあっても、互いの才能を信じる二人は、出版界の常識を無視した一手を放つ。

小説の役割は終わったのか?

出版不況をリアルに描き、業界の内外をざわつかせた問題作。


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