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午後九時、ベランダ越しの女神先輩は僕だけのもの  著:岩田洋季

ライトノベル
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夜9時、1m。

それが僕と女神との秘密の時間と距離。

そう、僕の家の隣には女神が住んでいる。

「旭くん、わたしはいったいどうしてキミのことが好きなんでしょうか?」

ベランダ越しに甘く問いかけてくるのは、完璧美少女の氷見夏菜子先輩。

冴えない僕とは一生関わらないはずだった。

だけど、僕が彼女の家の隣に引っ越してきたとき、そして彼女が僕のことを好きだと告げた瞬間に始まったんだ。

可愛すぎる先輩と、大切な時間を積み重ねていく、かけがえのない日々が。

この世で僕と女神先輩しかまだ知らない、近くて遠いひそやかなベランダ越しの世界のなかで。


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