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突如出現した脅威“キヘイ”が世界を蹂躙して幾百年。 人類は対抗手段として魔導学園・黄昏院を設立し、日夜戦闘が繰り返されていた。 運命の日、魔導研究科所属のカグロ・コウは“キヘイ”の死骸回収のため、とある遺跡に出向き、不運にもその命を散らした・・・はずだった。 “キヘイ”の少女に救われるまでは。 「初めまして、愛しき人よ、我が名は“白姫”。これより先、私は永遠に貴方と共にあります」 物語の中の騎士のように、御伽噺の中の姫のように、目覚めた少女は告げる。 それが終わらない地獄の始まりになろうとも知らず。 『異世界拷問姫』の綾里けいしが贈る、希望と絶望が織りなす、感動のダークファンタジー。
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