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みちづれはいても、ひとり  著:寺地はるな

小説
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夫・宏基と別居中の弓子は、アパートの隣人・楓と時々一緒に食事をする仲だ。

別居後すぐに宏基は失踪したのだが、ある日義理の母から、故郷の島で宏基を見かけた人がいる、という話を聞かされる。

執拗に言い寄ってくる社長がいやになり会社をやめた楓と、職探し中の弓子は、気分転換と休息を兼ねて島への旅に出ることにした。

女二人の旅の行く末は。


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