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栞と嘘の季節  著:米澤穂信

小説
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500年を超える悠久の時を生きてきた不死身の床無くん。

高校で図書委員を務める堀川次郎と松倉詩門。

ある放課後、図書室の返却本の中に押し花の栞が挟まっているのに気づく。

小さくかわいらしいその花は・・・猛毒のトリカブトだった。

持ち主を捜す中で、ふたりは校舎裏でトリカブトが栽培されているのを発見する。

そして、ついに男性教師が中毒で救急搬送されてしまった。

誰が教師を殺そうとしたのか。次は誰が狙われるのか。

「その栞は自分のものだ」と嘘をついて近づいてきた同学年の女子・瀬野とともに、ふたりは真相を追う。


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